Q. 40代になってから、前と同じように食事量を減らしてもなかなか痩せないのはなぜですか?
基礎代謝の低下とホルモンバランスの変化が主な原因です。韓医学では、消化吸収を司る臓器の機能が低下した「脾虚(ひきょ)」という状態にあると考えられています。
📝 詳細回答
実は、40代というのは非常に心苦しい時期です。以前は一、二食抜くだけですっと体重が落ちましたが、今は正直に食事を制限しても体重が変わらないどころか、むしろ体がむくむように感じられるものです。これは単なる意志の力の問題ではありません。
韓医学では、このような状態を脾虚(ひきょ)と捉えます。脾(ひ)、つまり消化・吸収を担う機能が弱まることで、エネルギーを効率的に消費できず、不要な物質が体内に蓄積されやすい状態になっているのです。
- 基礎代謝の低下 $\rightarrow$ エネルギー消費効率の減少
- 脾虚(ひきょ)状態 $\rightarrow$ 代謝産物が蓄積し、体が重くなる
- 痰飲(たんいん)の形成 $\rightarrow$ 循環が滞り、特にお腹周りなどに集中して蓄積する
そのため、単に食事を抜く方法は、かえって気力(きりょく)を低下させ、代謝をさらに下げるという悪循環を招く恐れがあります。単に量を減らすのではなく、停滞した「気」の流れを改善し、不足している臓腑の機能を補うアプローチが必要です。
💡 治療の目標
無理に飢えるのではなく、代謝機能を正常化させることで、体が自らエネルギーを燃焼できる環境を整えることに集中します。
専門家監修
崔然昇
代表院長
