「耳石症ではない」と言われたのに、なぜずっとめまいが続くの? | 仁川 耳石症 めまい
目次
「良性発作性頭位めまい症ではないと言われました」 —それなのに、なぜめまいが続くのでしょうか?
捉えどころのないめまい、その本当の原因を探す旅
「先生、目がぐるぐる回るようなめまいではないんですが…何だか頭がフワフワする感じです。」
「床が揺れているようで、ふらついてしまいます。」
「CTを撮って良性発作性頭位めまい症ではないと言われたんですが、一体これは何なのでしょうか?」
このようなお話を、患者さんから本当によく伺います。耳鼻咽喉科では「良性発作性頭位めまい症ではありません。特に異常はありません。」と言われたものの、体は相変わらず不安定で、めまいは続いています。
本日は、良性発作性頭位めまい症でもなく、メニエール病でもなく、血圧も正常であるにもかかわらず—依然としてめまいを感じるあなたの、その感覚についてお話ししたいと思います。
[1. 診断がつかないめまいの世界]
医学的にめまいはよくある症状ですが、最も診断が難しく曖昧な症状でもあります。多くの患者さんが「良性発作性頭位めまい症ではないと言われました」とおっしゃいますが、それは多くの場合、正確な診断が下されていないことの婉曲な表現である可能性があります。
実際、良性発作性頭位めまい症は確定診断が可能な疾患というよりは、特定の症状がEpley法(耳石整復術)で改善された際に「良性発作性頭位めまい症だったのでしょう」と遡及的に判断されることが多いのです。つまり、Epley法という治療の成功の有無で診断が再構築される構造です。しかし、この解釈は論理的に逆方向である可能性があり、症状の原因をすべて説明できるわけではありません。
[2. 患者さんが語るめまい、その中の真実]
医師は「眩暈(げんうん)」、「前庭性めまい」と表現しますが、患者さんは次のように表現されます。
「立ちくらみではないんですが、何だか目が揺れる気がします。」
「階段を降りる時、体がついてこない感じがします。」
「視線は固定されているのに、自分の重心が常に揺れています。」
「後頭部の奥がボーッとして、視界がぼやけます。」
「まず不安な感じがこみ上げてきて、その後にめまいが襲ってきます。」
これらの表現をよく見てみると、単に耳だけの問題ではなく、脳、視覚、感情、自律神経が絡み合った複合的な現象であることが分かります。めまいが始まった状況を尋ねると、ストレス、睡眠不足、長時間の緊張、そして感情の起伏といった非前庭的要因が併存していることが多いのです。
[3. 診断名よりも重要なこと:感覚の地図]
医療システムは「病名」を付けることに慣れていますが、体の状態は、単純な診断名一つでは説明しきれないことが多いのです。良性発作性頭位めまい症ではないとしたら、他の原因は何でしょうか?
大抵はこのような可能性を考慮する必要があります:
- 自律神経の不均衡:交感神経が過度に興奮し、脳血流が不安定になる状態
- 感覚統合不全:目、耳、足の裏などから入る感覚情報が、中枢で適切に統合されない状態
- ブレインフォグ型めまい:思考速度が鈍化し、認知機能が低下し、体の中心が感じられない状態
- 心因性要因:不安感が身体症状に転移し、体感的な不均衡として現れる状態
ここで重要なのは、「今、自分の体の感覚システムがどこでずれているのか?」を地図のように把握することです。
[4. 回復のための言葉と方向性]
めまいは感覚の問題であるため、回復のためにはその感覚を再び繋ぎ直す作業が必要です。単に薬を服用したり、Epley法(耳石整復術)を繰り返したりするだけでなく、「感覚を再教育」し、「自律神経を安定させるルーティン」が求められます。
次のような訓練が必要です:
- 視覚-前庭再訓練:目の動きと首の回転を統合する訓練
- 足裏感覚刺激:床の情報を再び認識させるルーティン
- 呼吸安定ルーティン:横隔膜呼吸とリズムを通じた交感神経-副交感神経のバランス回復
- 感情解釈訓練:めまいと不安を結びつける鎖を認識し、断ち切る訓練
このすべてのプロセスの核は、体が再び自身の中心を感じられるように助けることです。
良性発作性頭位めまい症ではないからといって、あなたのめまいが偽物になるわけではありません。病名というラベルが貼られていなくても、あなたの体は明らかに不均衡な何かを感じているのです。そのめまいは、あなたの体が「何かが整列されていない」と語りかけるサインなのです。
今必要なのは、さらなる検査や多くの診断名ではなく、あなたの感覚を再び繋ぎ、解釈できる地図です。あなたのめまい、それは決して軽視できることではありません。しかし、道は見つけられます。一緒に、その地図を描いていきましょう。
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