手相でアトピー診断?
フィラグリンは皮膚バリアにおいて重要な役割を果たします。以前の記事でフィラグリンについてさらに詳しく説明した資料をご参照いただけます:
アトピー遺伝子異常に応じて、同じアトピーであっても臨床的、生物物理学的特性が異なる点が重要です。特にフィラグリン遺伝子異常がある場合、アトピーの病態がより重い体質であると理解できます。詳細をまとめたブログ記事はこちらでご確認いただけます。
Palmar Hyperlinearity
興味深い点は、Palmar hyperlinearityです。手掌の皺の様相がフィラグリン遺伝子によって異なり得るということです。関連研究は以下の通りです:
Fukuie, T., Yasuoka, R., Fujiyama, T., Sakabe, J., Taguchi, T., & Tokura, Y. (2019). Palmar hyperlinearity in early childhood atopic dermatitis is associated with filaggrin mutation and sensitization to egg. Pediatric Dermatology. doi:10.1111/pde.13752
手掌の皺の様相は、以下のような兆候である可能性があります:
- 手掌線が多く見えるか
- 手掌線の深さ
- 手掌の皺の数
- 母指球筋部(thenar eminence)を横切る手掌線の有無
これらの手掌線の様相がフィラグリン遺伝子異常の兆候である可能性があり、統計的有意性があるという研究結果があります。より多くの資料を読んでみるのも興味深いでしょう。
要約
- 手掌線を一度見てみてください。