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お酒をやめただけで、思った以上に早く体重が落ちました。どうしてでしょうか?

単なるカロリーの問題ではなく、体の「代謝スイッチ」が再びオンになったためです。アルコールが体内に入ると、肝臓は最優先でその処理を行うため、脂肪燃焼が一時的にストップします。この状態が続くと代謝能力が低下しますが、禁酒することで体がようやく「脂肪を燃やしてもいい」と認識し、効率的に体重が落ち始めるのです。私も若い頃にお酒が好きで体が重かった経験があるので、この快調さはよく分かります。
韓医学(伝統韓国医学)の視点から見ると、お酒は体内に「痰飮(たんいん)」を作る主因となります。痰飮とは、体内の水分代謝がスムーズにいかずに生じる一種の老廃物のようなものです。これが蓄積すると気血の循環を妨げ、体がむくんだり、重だるく感じたりします。特に、お酒と一緒に摂取する脂っこいおつまみは「瘀血(おけつ)」、つまり濁って停滞した血液を作り出し、さらに代謝を鈍らせます。 さらに、飲酒によって消化器系が弱くなる「脾虚(ひきょ)」の状態になると、栄養は吸収されず老廃物だけが溜まるという悪循環に陥ります。脾虚とは、脾臓の機能が低下し、エネルギーを適切に生成できない状態を指します。このような機能不全の状態では、食事量を減らしても痩せにくい停滞期が訪れやすくなります。 禁酒をすることで、まず痰飮と瘀血が減り、血行が改善されます。すると、抑制されていた代謝機能が回復し、自然と体重の変化として現れるのです。ただし、単に酒を断つだけでなく、ご自身の体のどの部分が滞っているのかを正確に把握し、適切にケアすることで、より効率的に健康を回復させることができるでしょう。
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