実際の事例
Q. 非対面でダイエット漢方薬を処方しても、実際に効果はありますか?他の方は通常どのような流れで進めるのか気になっています。
A.
非対面診療であっても、処方の原理は対面診療と変わりません。ただし、体質は人それぞれ異なるため、「誰々に効いた」という情報は危険です。私自身、他の方に勧められたサプリを盲信して胃痛に苦しんだ経験があります。だからこそ、非対面診療ではより丁寧な問診と相談を通じて、患者様に最適化した処方に注力しており、まずは現在の食習慣や体調を細かくチェックすることから開始いたします。
📝 詳細回答
実際の事例を挙げさせていただきます。常に疲労感を抱え、体重増加に悩んでいた40代の会社員の方がいらっしゃいました。単に食欲を抑えるのではなく、体内の老廃物である「痰飮(たんいん)」を取り除き、気力を補強する処方を行いました。痰飮とは、いわば体に溜まった「찌꺼기(滓・カス)」のようなもので、これが蓄積すると体が重だるくなり、代謝が著しく低下します。
また、急激に体重が増え、むくみや体の重さを訴えられた方もいました。このようなケースでは「瘀血(おけつ)」、つまり血行不良で停滞した血液が多いと判断し、その解消に重点を置いた処方を行います。一方で、消化力が非常に弱い「脾虚(ひきょ)」の状態(脾機能が低下し、栄養の吸収や運搬が適切に行われない状態)にある場合は、薬の強度を非常に細かく調整する必要があります。さもなければ、私自身の経験からも、眩暈や吐き気などの不快感が生じる可能性があるためです。
非対面診療において最も重要なのは「正確なコミュニケーション」です。私が隣で共に悩むという気持ちで丁寧に伺い、そのデータに基づいて処方いたします。体質や状態は千差万別であり、他の方の口コミが必ずしも正解ではないことを心に留めてください。ご自身の体が発する信号を正確に読み取ることこそが、ダイエットの本当の始まりです。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.13
