Q. ダイエット後にまた体重が増える「リバウンド」、どうすれば防げるのでしょうか?
基礎代謝量を回復させ、体質を改善して恒常性(ホメオスタシス)を維持することが重要です。無理な食事制限よりも、新陳代謝を活性化させることがリバウンド防止の鍵となります。
📝 詳細回答
ダイエット後に再び体重が増えるのは、身体が元の状態に戻ろうとする「恒常性(ホメオスタシス)」が働くためです。多くの方が絶食や薬などで短期間に急激に減量しようとしますが、すると身体はそれを危機的な状況と認識し、エネルギーをより溜め込もうとします。このメカニズムがリバウンドを引き起こす要因となります。
韓医学ではこのような状態を脾虚(ひきょ)と考えます。脾(消化器系)の機能が弱まると、エネルギー代謝がスムーズに行かなくなり、少量の食事でも太りやすい体質になります。さらに、体内に老廃物である痰積(たんしゃく)が溜まると、代謝効率がさらに低下してしまいます。
💡 リバウンド防止治療の目標
単なる体重減少ではなく、自らエネルギーを燃焼させることができる「代謝能力」を回復させることに集中します。
- 代謝の低下: 過度な食事制限 $ ightarrow$ 基礎代謝量の減少 $ ightarrow$ 少なく食べても太る身体へ
- 機能の弱化: 脾虚(脾の機能低下) $ ightarrow$ 栄養吸収および運搬能力の低下 $ ightarrow$ 浮腫と老廃物の停滞
- 恒常性の崩壊: 急激な減量 $ ightarrow$ ホルモンの不均衡 $ ightarrow$ 食欲調節の失敗およびリバウンドの発生
したがって、ただ単に食べる量を減らすのではなく、身体の気血(きけつ)の循環を助け、弱った臓器機能を回復させることが、リバウンドの連鎖から抜け出す唯一の方法です。個々の体質に合わせたアプローチが必要ですので、まずはご来院いただき、正確な状態を診断されることをおすすめします。
専門家監修
崔然昇
代表院長
