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インボディ(InBody)の正しい測定方法|素足・空腹・電極接触のコツ
ブログ 2026年6月29日

インボディ(InBody)の正しい測定方法|素足・空腹・電極接触のコツ

崔然昇
崔然昇
代表院長

診察室で「先生、インボディを測るたびに数値がバラバラなんです」とおっしゃる方が非常に多くいらっしゃいます。これは機械の故障というよりも、測るたびに条件が異なっているケースがほとんどです。今日はジムや韓医院でインボディを測る際、なぜ同じ人でも結果が変動するのか、どうすれば変化を正しく追跡できる数値が得られるのかを整理してお伝えします。

インボディ測定手順を6段階のフローチャートで表現:①靴・靴下を脱ぐ ②アクセサリーを外す ③身長・年齢・性別を入力 ④素足の位置 ⑤指の電極接触 ⑥測定完了。各段階をアイコンで表示

左側に運動直後の汗をかいた姿、厚着、食後の状態で「❌不正確な測定」を表示、右側に軽い服装、空腹状態、清潔な姿で「✅正確な測定」を表示した同一人物のイラスト

インボディ測定機に立つ人の足と手のクローズアップイラスト - かかとの位置に「かかとを合わせる」、電極中央に「素足で接触」、指の領域に「親指を密着」、腕と胴体の間の隙間を強調

なぜ毎回インボディの数値が変わるのでしょうか

インボディは体に微弱な電流を流し、体重や筋肉・脂肪・水分の分布を推定する機器です。そのため、「電流の通り道」が不安定になると、数値も一緒に変動してしまいます。インボディのマニュアルや測定案内によると、食事の直後に測定すると、体内の水分や胃の内容物の影響で誤差が大きくなります。また、運動直後は血流量・体温・水分分布が変化するため、数値が大きく揺れ動きます。ですから、「食事は最低1時間以上の空腹状態で」、そして「運動前」に測定するのが基本原則です。

服装も無視できません。厚手のパーカーを着た日と半袖一枚の日を比較して「あ、痩せた!」と判断するのは禁物です。常に同じような時間帯、同じような服装で測定してこそ、正確な変化の追跡が可能になるという点を覚えておいてください。金属のアクセサリーやスマートウォッチも電流の流れや体重に影響を与える可能性があるため、マニュアルでは可能な限り外して測定することが推奨されています。

左側に「❌毎日測定」のグラフ - 誤差率が高く変動の激しいジグザグライン、右側に「✅12週間で3回測定」のグラフ - 明確な下降トレンドを示す滑らかなライン

ジムのインボディ、この手順で測定しましょう

機械の前に立つと戸惑う方も多いですが、手順さえ覚えておけば1回の測定は10分もかかりません。

  • 靴と靴下は完全に脱ぐ。靴下やストッキングは布地が電流を遮断し、エラーの原因になります。
  • 金属アクセサリー(時計・ネックレス・指輪)を外す。手足に水分やローションが残っている場合は拭き取ってください。
  • 年齢・身長・性別を正確に入力。一部の機種では、先に台に乗って体重を測定した後、画面に表示されるID・年齢・身長・性別を順番に入力するようになっています。
  • 足場の銀色の電極の上に、足裏の形に合わせて素足で立つ。この時、「かかとを電極の端に正確に合わせる」のが、意外と見落としがちなポイントです。
  • 長ズボンを履いている場合は、裾が電極と足の間に挟まらないよう、少し捲り上げてください。
  • 両サイドのハンドルを骨盤の高さまで持ち上げ、親指を四角い銀色の電極の上に正確に置きます。腕はまっすぐ伸ばし、脇の下と胴体の間を離します。気をつけの姿勢ではなく、少し腕を広げた姿勢で静止します。

この姿勢を守らないと、同じ人が同じ日に2回測っても筋肉量が1kg近く変わってしまうこともあります。これでは正確な判断ができません。ですから、最初に測る時に正しい方法を身につけておくことが重要です。

1ヶ月、3ヶ月単位で変化を見るべきです

診察室でよく聞くのが「昨日測ったのと今日測ったので、骨格筋量がまた違います」というお話です。正直なところ、1日単位の変化はほとんどが水分量と測定誤差の範囲だと思って間違いありません。インボディは「推移」を見るための道具であり、昨日と今日を比較するための道具ではありません。

当院のダイエットプログラムを開始される方には、12週間単位で「開始時・中間点・終了時」の3回測定するようご案内しています。同じ時間、同じ服装、空腹状態という条件を統一して測定します。そうすることで、体脂肪率がどこからどこまで落ちたのか、筋肉量は維持されたのかが明確に見えてきます。逆に、毎日測定したグラフを持ってこられる方は、数値に振り回されて食事メニューを頻繁に変えすぎてしまう傾向があります。変化は100%測定条件をコントロールした時のみ信頼できるという点を、改めて強調しておきます。

5つの実践ポイントをチェックリスト形式で表現 - ✅空腹状態で測定(食後1時間以上) / ✅運動前に測定 / ✅同じ時間帯・服装 / ✅電極接触を丁寧に(素足・かかと・親指)

韓方ではインボディをどのように活用しますか?

白鹿潭韓医院において、インボディは診断の出発点であり、ゴールではありません。同じ体重70kgの女性でも、ある方は筋肉量が十分なのに腹部に脂肪が集中している「痰飲(たんいん)」体質であり、ある方は全体的に筋肉が不足している「気虚(ききょ)」に近い状態です。インボディの部位別筋肉・脂肪分析は、こうした体質判断の非常に有用な手がかりとなります。

ただし、インボディの数値だけを見て「体脂肪を落とすべきだから、とにかく食べないでください」といった処方は絶対に行いません。脈診や腹診、普段の食習慣・睡眠・生理周期といった臨床情報を総合的に判断した上で、韓薬の処方と食事の方向性を決定します。インボディは12週間後に再会した際、「本当に脂肪が落ちて筋肉が維持されたか」を確認するための客観的な指標として活用します。

締めくくりのセクションの核心メッセージを大きな文字で表現したカット。背景に鏡のイメージやインボディ機器のアウトラインを薄く表現。最後を印象づける感情的なまとめ

今日から変えられる実践ポイント

難しいことはありません。次の5つを守るだけで、インボディの数値の信頼性は格段に上がります。

  • 空腹状態で測定:食後少なくとも1時間以上経過してから測定。水や飲み物も測定後に摂るようにしましょう。
  • 運動前に測定:運動直後の数値は水分の移動により、普段より膨らんだり減ったりして見えます。
  • 同じ時間帯、同じ服装:朝の空腹直後に軽い服装で測ると決めると、最も一貫性が保てます。
  • 電極接触を丁寧に:素足、かかとの位置合わせ、親指の電極密着、腕を体から離す。1回の測定で姿勢を3〜4回チェックしてみてください。
  • 頻度は減らし、期間は長く:毎日測る代わりに2週間または1ヶ月に1回。ダイエット中なら12週間コースで「開始・中間・終了」の3回測定がおすすめ。

まとめ

インボディは結局のところ、「自分の体の変化を客観的に見ることができる鏡」です。鏡を毎日違う角度から見れば自分の姿が毎回違って見えるように、測定条件をコントロールしなければ数値に一喜一憂することになってしまいます。今日整理した手順を一度しっかり身につければ、今後はジムでも韓医院でも、どこで測っても一貫した数値を得ることができます。もし体質に合ったダイエットの方向性を一緒に考えたいとお考えでしたら、白鹿感肥錠の相談時に最近のインボディ結果をお持ちください。部位別の筋肉・脂肪分布を一緒に確認しながら、より精密なオーダーメイド処方を設計いたします。

崔然昇

崔然昇 代表院長

診療をしていると、いくつもの場所を巡ってもなかなか良くならず、心まで疲れてしまった方によくお会いします。そうした方々を長くそばで見守るうちに、自然と「治りにくい病」に心を寄せるようになりました。答えを求めて、一つの立場だけにとどまることはありませんでした。体がストレスに適応し、また崩れていく過程を見つめる現代の研究、機能医学と統合医療の視点、そして長い韓医学の伝統 — さまざまな観点をともに並べて考えながら、お一人の体を理解しようと努めています。2010年から今日まで、同じ病でもお一人お一人、体の環境が異なるという思いで処方を組み立てています。

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