蕁麻疹、なぜ治療してもぶり返す?
目次
こんにちは。チェ・ヨンスン院長です。本日は、じんましんが頻繁に繰り返されるケースについてお話ししたいと思います。
目次
- じんましん、隠したい皮膚の秘密
- アレルギー体質、韓医学で紐解く
- 湿を取り除き、熱を冷ます薬物療法
- 取穴で気血を調節し、炎症を抑制する
- アレルギー誘発要因を避ける生活習慣への転換が必要
- 健康な肌へと向かうじんましんとの同行
1. じんましん、隠したい皮膚の秘密
「1、2ヶ月に一度、熱の花が咲くようです。全身に赤い斑点が現れ、かゆみで夜も眠れないことがあります。症状がひどい時には唇が腫れ、呼吸困難まで伴うこともあり、怖くなります。」
じんましんは、皮膚に境界が明瞭な赤い膨疹が突出する疾患です。主にかゆみを伴って発作的に現れては消えます。皮膚症状だけでなく、血管性浮腫によりまぶたや唇などが腫れ上がることもあります。呼吸器症状や腹痛、めまいなど、全身症状が伴うケースもあります。
2. アレルギー体質、韓医学で紐解く
韓医学では、じんましんを「風疹(ふうしん)」「癮疹(いんしん)」の範疇として捉えています。風、湿、熱などの外感邪気(がいかんじゃき)の襲撃(しゅうげき)で発生することもありますが、普段から脾(ひ)の運化(うんか)機能の失調や肝(かん)の疏泄(そせつ)機能の異常があり、内在する湿熱(しつねつ)が皮膚疾患を引き起こすと考えています。
3. 湿を取り除き、熱を冷ます薬物療法
じんましんの漢方治療の第一歩は、風熱血燥型(ふうねつけっそうがた)と脾虚湿蘊型(ひきょしつうんがた)に弁証(べんしょう)することです。急性期には風熱型(ふうねつがた)が多く、慢性になるにつれて湿が絡んだ症状が顕著になります。
4. 取穴で気血を調節し、炎症を抑制する
鍼治療では、足三里(あしさんり)、曲池(きょくち)、陽陵泉(ようりょうせん)などの経穴(けいけつ)を刺激し、脾(ひ)の機能を促進しています。合谷(ごうこく)や外関(がいかん)は止痒(しよう)作用が卓越しており、肝経(かんけい)の気機(きき)を調節して肝火(かんか)を鎮める効果もあります。
5. アレルギー誘発要因を避ける生活習慣への転換が必要
じんましんは再発を繰り返す慢性疾患です。薬物治療と並行して注意深い生活管理が行われてこそ、根本的な体質改善が可能となります。
6. 健康な肌へと向かうじんましんとの同行
「漢方薬で体質を改善し、誘発要因を避ける生活習慣を取り入れたところ、徐々にじんましんが落ち着いてきました。心にゆとりができたおかげか、かゆみも格段に楽になりました。今ではじんましんと闘うよりも、共に生きる方法を身につけました。」
じんましんは皮膚に現れるほんの一部に過ぎず、私たちの体全体の不均衡を示すサインです。ただかゆみを抑え、紅斑を隠すだけでは根本的な解決にはなりません。