ウイルスはどこに潜んでいたのか
水痘が治った後も、ウイルスが完全に消えてなくなるわけではありません。
水痘後の神経節への潜伏
水痘・帯状疱疹ウイルスは、最初の感染後、感覚神経節に潜伏することがあります。
再活性化
ウイルスに対する細胞性免疫が弱まると、ウイルスが神経に沿って皮膚へと移動し、痛みや発疹を引き起こします。
片側の帯状の形態
特定の感覚神経の分布に沿って発生するため、体や顔の片側に帯状に現れることが多いのが特徴です。
「誰かからうつったのではないか」と心配される方が多くいらっしゃいます。帯状疱疹は通常、過去に水痘(水ぼうそう)を引き起こしたウイルスが神経節に残っており、それが再び活性化することで起こります。加齢や疾患・薬剤によって免疫機能が低下するとリスクが高まりますが、一度疲れたからといって、それが唯一の原因であると断定することはできません。
帯状疱疹の原因ガイド
再活性化と伝播の区別表
| 質問 | わかること | 個人の確認事項 | 対応 |
|---|---|---|---|
| どこで感染したか | 潜伏ウイルスの再活性化 | 過去の水痘罹患・ワクチン接種歴 | 最近の接触のみが原因と断定しない |
| なぜ今なのか | 年齢・免疫状態 | 疾患・免疫抑制剤の使用 | 処方医に知らせる |
| 家族にうつるか | 水痘の伝播の可能性あり | 水痘への免疫の有無 | 患部を覆う・手洗いをする |
| 目や耳に症状が出た | 合併症のリスク | 視界・聴力の変化 | 当日中に受診 |
当院が最初に確認すること
水痘が治った後も、ウイルスが完全に消えてなくなるわけではありません。
水痘・帯状疱疹ウイルスは、最初の感染後、感覚神経節に潜伏することがあります。
ウイルスに対する細胞性免疫が弱まると、ウイルスが神経に沿って皮膚へと移動し、痛みや発疹を引き起こします。
特定の感覚神経の分布に沿って発生するため、体や顔の片側に帯状に現れることが多いのが特徴です。
誰のせいということではありません。ただ、リスクが高まる条件を確認することは可能です。
加齢に伴いウイルスに対する免疫が低下するため、発症や合併症のリスクが高まります。
がん、HIV、臓器移植など、免疫機能に影響を与える状態にある場合はより注意が必要です。
ステロイドや免疫抑制治療などはリスクを高める可能性があるため、発疹が出た場合はすぐに処方医に知らせてください。
家族に何がうつるのかを知ることで、不必要な罪悪感を減らすことができます。
他人の帯状疱疹が、直接的に自分の体の中で帯状疱疹を引き起こすという仕組みではありません。
水痘への免疫がない人が水疱液中のウイルスにさらされると、水痘(水ぼうそう)を発症することがあります。
すべての水疱がかさぶたになって乾くまで患部を覆い、こまめに手を洗い、妊婦・新生児・免疫不全の方との接触を避けてください。
帯状疱疹そのものがうつるわけではありません。水痘の免疫がない人が水疱内のウイルスに曝露すると、水痘(水ぼうそう)を発症する可能性があります。
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した後に起こります。子供の頃に水痘にかかった記憶がない場合もありますし、予防接種後のリスクは自然感染よりも低くなります。
はい。誰にでも起こり得ますが、加齢や免疫低下状態でリスクが高まります。
内容確認日:
この情報は医療従事者による診断や治療を補助するものであり、代わりになるものではありません。