医療監修최연승대표원장
ダイエットサプリを飲むと、なぜ動悸がしたり眠れなくなったりするのでしょうか?副作用なのか気になります。
多くのダイエットサプリは、交感神経を強制的に活性化させて代謝を上げる仕組みになっているためです。【メカニズム】刺激物の摂取 → 交感神経の過剰活性 → 心拍数増加・覚醒状態 → 不眠や動悸。服用中は体重が減っているように感じられますが、身体は常に「非常事態」の緊張状態にあるため、結果的に疲れやすくなり、リバウンドも起こりやすくなります。
無理な食事制限やサプリメントで、夜も眠れないほどの不安や不快感を感じるお気持ち、よく分かります。
市販のサプリメントの多くは、身体のエネルギーを強制的に使い切らせる「ムチ」のような役割を果たします。西洋医学的に見れば、交感神経を刺激して基礎代謝量を一時的に上げる原理です。しかし、身体は機械ではありません。ムチ打ちのような刺激が繰り返されると、神経系に過負荷がかかり、それが動悸や不眠というサインとなって現れます。
韓医学(伝統韓方医学)では、このような状態を、気力が消耗して虚弱になった状態、あるいは「脾虚(ひきょ)」であると考えます。脾(消化器系)の機能が弱まると、栄養吸収やエネルギー代謝が正常に機能しません。その状態で無理に代謝だけを上げようとすれば、身体のバランスは必然的に崩れてしまいます。
さらに、体内に蓄積した老廃物である「痰飮(たんいん)」や、血行停滞による「瘀血(おけつ)」が残っている場合、サプリメントの刺激がむしろ毒となり、さらに体調を悪化させます。結局のところ、「痩せること」よりも先に「身体を支える力」を回復させることが先決です。
ただ飢えたり刺激を与えたりするのではなく、ご自身の身体が耐えられる範囲で代謝を正常化させることが非常に重要です。今感じられている不快感が、単なる適応過程なのか、それとも身体が発している危険信号なのか、一度じっくりと見極める必要があります。