医療監修최연승대표원장
ソウルの韓医院を九老区や江西区から非対面で利用できるのはなぜですか?
非対面診療が可能になったのは、いくつかの要因が重なったおかげです。まず政府がコロナ後、一時的に非対面診療を認め、遠隔での初診や再診相談が法的に可能になりました。技術的にはビデオプラットフォームが安定化し、症状伝達が格段に容易になりました。韓医学では脈を診られないという限界がありますが、代わりに詳細な問診や写真・アンケートで脾虚や瘀血などの病態を捉える方法を補完しています。そのため、距離が遠い方や時間がない方でも来院負担なく相談を始められます。
私も最初は「非対面で韓方診療が本当にできるのか?」と思いました。しかし、実際に試行錯誤を重ねるうちに可能な理由が明確になりました。西洋医学では、遠隔診療の仕組みを「情報伝達のデジタル化」ととらえ、患者の声・表情・過去の検査結果を映像で共有すれば、標準化された問診票だけで約80%の診断精度が確保できるという研究もあります。精神科や皮膚科では以前から活用されています。韓医学の病理解釈では、非対面診療は「望聞問切」のうち「切」にあたる脈診や腹診が欠けます。これが明確な限界です。しかし、臨床経験を積むほど、患者様から送っていただいた舌の写真(舌診)と詳細な問診だけで、脾虚による湿痰や瘀血のパターンをかなり正確に捉えられることがわかりました。例えば、消化不良がありながら舌に歯痕が顕著で舌苔がねっとりしている場合は、脾虚+痰飲の可能性が高いです。こうした方法で遠隔から弁証を行い、湯薬や散剤の処方を調整します。メリットは確かで、通勤時間を節約でき、特に九老区や江西区のようなソウル郊外にお住まいの方が江南まで行く必要がありません。デメリットを正直に申し上げれば、脈を診られないため微細な血虚や腎虚の変化を見逃す可能性があり、少なくとも2〜3ヶ月に一度は来院して直接脈診を受けることをお勧めします。それでも、初期相談や定期的な経過確認には非対面がかなり効果的で、「韓薬は高くて面倒」という先入観を打破する第一歩にもなります。病院が遠くて迷われているなら、気軽に非対面でご連絡いただいて結構です。