医療監修최연승대표원장
漢方ダイエットをすると、不眠などの副作用が出たりしませんか?睡眠不足はダイエットに良くないと聞いたので心配です。
多くの方が不安に感じる点かと思います。私もかつて睡眠時間を削って努力した結果、体調を崩して苦労した経験があります。漢方ダイエットの核心は、単に食欲を抑えることではなく、身体のバランスを整えて睡眠の質を高め、代謝を円滑にすることにあります。睡眠が不足すると食欲調節ホルモンのバランスが崩れ、ダイエットが非常に困難になるためです。
睡眠が十分に取れないとき、私たちの身体ではどのようなことが起きるでしょうか。臨床経験から、主に以下の4つの経路でダイエットが妨げられると考えています。
1. 食欲調節ホルモンの乱れです。睡眠が不足すると、空腹感を感じさせる「グレリン」が増加し、満腹感を与える「レプチン」が減少します。これにより、意志の力だけでは抗えないほどの強い食欲に襲われることになります。
2. ストレスホルモン「コルチゾール」の増加です。睡眠不足になると身体は緊急事態であると認識します。この時に分泌されるコルチゾールは、筋肉を分解し、特にお腹周りに脂肪を蓄えようとする性質が強いホルモンです。
3. 韓医学的な視点からの「脾虚(ひきょ)」状態です。脾(消化吸収を司る臓器)の機能が弱まると、エネルギー代謝が効率的に行われず、すぐに疲れやすくなります。その結果、「偽の空腹感」に惑わされ、過食につながりやすくなります。
4. 「痰飮(たんいん)」と「瘀血(おけつ)」の停滞です。睡眠は身体の中の老廃物を掃除する時間です。睡眠が不足すると、老廃物である痰飮や、血行不良で生じる瘀血が蓄積し、身体がむくみ、代謝速度が著しく低下します。
結局、睡眠が不足した状態で無理に食事制限を行うダイエットをすると、身体はより強く抵抗します。そのため、私はまず患者様の睡眠パターンを把握し、心身の緊張を緩める処方を組み合わせて、「快眠し、健康的に痩せる」環境を作ることに重点を置いています。一緒に悩みながら、まずは心地よい夜を取り戻していきましょう。