実際の事例
Q. 他の方は通常どのような流れで進められていますか?実際の処方経験やプロセスについて知りたいです。
A.
多くの方は、初回に一度ご来院いただき体質分析を行われた後、次回からは非対面で進められるケースが一般的です。無理な食事制限の辛さは私も経験があるためよく分かります。単に薬を服用するのではなく、現在の状態が「水だけ飲んでもむくむ体質」なのか「食欲調節が全くできない状態」なのかをまず見極めることが不可欠です。反応には個人差がありますが、ご自身の体に合った処方を見つけることで、よりスムーズに効果を実感していただけます。
📝 詳細回答
実際にご来院される方は、大きく分けて2つのタイプに分かれます。一つは洋薬によるダイエット後のリバウンドで、気力が全くない方。もう一つは、むくみがひどくそのまま脂肪になることを心配されている方です。
前者は、韓方医学では「脾虚(ひきょ)」と考えます。脾臓の機能が弱まると栄養吸収ができず代謝が落ちるため、薬を飲んでも以前のような効率が出ません。この場合は、無理に食欲を抑えるよりも先に、まずは気を補い、体力を高める必要があります。後者は「痰飮(たんいん)」が蓄積しているケースが多く、体内に老廃物が停滞して循環が悪い状態であるため、まずはこれを取り除く処方を行います。
「非対面だけで大丈夫か」と問われることもありますが、ご自身の状態が正確に分からない不安があるのは当然です。そのため、初診時に「瘀血(おけつ:血行が停滞して凝り固まった血液)」の状態や脈診を行い、現在のお体の「過負荷となっているポイント」を正確に特定することが重要です。
もちろん体質によって薬への反応は異なります。軽やかさを実感される方もいれば、適応期間が必要な方もいらっしゃいます。だからこそ、1:1のオーダーメイドによる調整過程が不可欠です。私も研鑽の中で多くの試行錯誤を経験してまいりましたので、患者様が感じる小さな不調や不安まで細やかに調整できるよう努めております。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.12
