起立性低血圧
起立性低血圧・起立性眩暈・起立性めまいの漢方治療 | 韓医院 | 백록담한의원
起立性低血圧、起立性眩暈、起立性めまいで診察室を訪れる方へ。仁川・延寿区・朱安にお住まいの方も非対面診療が可能。漢方薬と鍼治療で体質の回復から根本治療。全国どこからでも受診可能。
座った状態から立ち上がる時に、目の前が真っ暗になったり、クラッとする立ちくらみ(めまい)で来院される方が非常に多いです。検査をしても貧血ではないと言われるのに、症状が続くため、もどかしい思いをされていたことでしょう。起立性低血圧は単なる数値の問題ではなく、私たちの体が重力に打ち勝ち、血液を頭まで押し上げる「力」が不足している状態なのです。漢方薬で自律神経の調節力を高め、体の気血(きけつ)を補う道を共に探してまいります。
立ち上がるときにクラッとして目の前が真っ暗になるのに、いざ検査をすると貧血ではないと言われませんか?「少し休めば良くなるだろう」と見過ごすには、日常生活がとても不安で危険な場合があります。起立性低血圧は単に血が足りないのではなく、重力に逆らって血液を頭まで送る自律神経の調節力が弱まった状態なのです。白鹿潭はこの「調節の力」を回復させることに集中しています。
繰り返しくらくらするめまい、単なる貧血ではなく、体からの警告かもしれません。 非対面診療を実施中 — 全国どこでもオーダーメイド漢方の処方が可能です。 非対面診療の申し込み →
起立性低血圧とは?
座っていたり横になっていたりした状態から急に立ち上がる際、重力によって血液が下半身に集まり、脳への血流量が瞬間的に急減することで発生する疾患です。収縮期血圧が20mmHg以上低下した場合に診断されます。
韓医学ではこれを「眩暈(げんうん)」、つまりめまいの範疇として捉えます。特に、上へのぼるべき清らかな気(清陽)が上がらなくなる状態と定義されますが、これは単なる頭の問題ではなく、体全体の循環エネルギーの問題なのです。
貧血と混同されやすいですが、全く別の疾患です。貧血は血液の「質」が悪い状態であり、起立性低血圧は血液を送り出す「ポンプと調節器」が弱まった状態だからです。そのため、鉄分剤を飲んでも効果がない方々が白鹿潭を訪れるのです。
自律神経系が健康であれば、姿勢の変化に合わせて血管を即座に収縮させ血圧を維持しますが、自律神経が疲弊するとこの反応が遅れ、脳が一時的に血流不足となります。それこそが、クラッとするめまいの正体です。
起立性低血圧の主な原因 — どのように蓄積されるのか
起立性低血圧は、自律神経の調節力が弱まる様々な原因が蓄積して現れます。
- 自律神経系の調節能力の低下 — ストレス、慢性疲労、糖尿病の合併症などにより、血圧を調節する神経系が誤作動する場合です。
- 気血(きけつ)の不足と循環の低下 — 過度なダイエットや大きな病気を患った後、血液を頭まで押し上げるエネルギーが枯渇した状態です。
- 下半身の筋肉量の不足 — 下半身の筋肉は血液を上に押し上げるポンプの役割を果たしますが、この力が弱いと起立時の血圧維持が難しくなります。
- 薬の副作用 — 高血圧薬、前立腺肥大症の薬、抗うつ剤などを長く服用すると、自律神経の反応が鈍くなることがあります。
- 老化による血管の弾力低下 — 血管が以前ほど弾力的に収縮できずに発生する老人性低血圧がこれに該当します。
起立性低血圧の主な症状 — 患者が実際に感じること
単なるめまいを超え、体のあちこちで循環低下のサインが現れます。 [典型的な起立時の症状]
- 起立時の視覚障害 — 立ち上がる時に目の前が真っ暗になったり、白くチカチカしたりする
- クラッとするめまい — 瞬間的にバランスを取りにくく、倒れそうな感覚
- 失神の前兆症状 — 冷や汗が出て吐き気がし、意識が遠のく [全身および随伴症状] 血流の調節がうまくいかないと、脳だけでなく全身のコンディションが崩れます。患者様はめまい以外にも、これらの症状をセットで訴えられることが多いです。
- 慢性的な無気力感と激しい疲労
- 首の後ろが凝り、肩が重い感じ
- 集中力の低下と頭がぼんやりする「ブレインフォグ」現象
- 食後に特にひどくなる眠気とめまい
- 動悸と理由のない不安感 これらの症状が複合的に現れる場合は、単に休息を取るだけでなく、循環システムを点検してみる必要があります。
慢性起立性低血圧、白鹿潭のアプローチ
要約 — 血圧の数値だけを無理に上げるのではなく、なぜ血圧調節能力が低下したのか、その根本的な原因を探る必要があります。漢方薬で体の循環システム自体を再整備します。
[なぜ白鹿潭は漢方薬中心なのか] 起立性低血圧は、単に血圧薬で解決できる領域ではありません。西洋医学の血管収縮剤は即効性はありますが、横になった時に血圧が高くなりすぎる副作用が生じることもあります。根本的な自律神経の調節能力を回復させなければ、薬をやめた時に元の状態に戻りやすいのです。
漢方薬は、血を頭まで押し上げる「気(昇提作用)」と自律神経の安定性を同時に扱います。体のエネルギーを満たして循環の動力を生み出し、過敏になった神経系を整えることで、血圧調節システムが自ら作動するように導きます。これが再発を防ぐ本質的な治療なのです。
[なぜ検査ではあまり結果に出ないのか] 病院の検査が見るのは、固定された状態の構造と数値です。血液中の鉄分が不足しているか(貧血)、心臓の形に異常があるかなど。しかし、起立性低血圧の本質は「姿勢の変化に対応するダイナミックな調節力」にあります。横になっている時の正常な数値が、立ち上がる瞬間の機能低下をすべて示してくれるわけではありません。
そのため、「検査は正常」なのにめまいがするのは、「自分の体の調節システムが遅くなっている」という信号です。数値という結果ではなく、調節というプロセスに問題が生じているため、人の全体的なコンディションを読み取る漢方の診断がより有効な場合が多いのです。
[では、どのように治療するのか — 白鹿潭の方式] 起立性低血圧は、患者の体質や生活パターンによって原因が明確に分かれます。そのため、個別の「弁証(診断)」が何よりも重要です。
- 脈診および腹診 — 気血がどれほど不足しているか、消化器(脾胃)の気が下に沈んでいないかを直接確認し、処方の強度を決定します。
- 自律神経状態の問診 — 睡眠の質、ストレス感受性、食後の症状などを細かくチェックします。めまいがいつひどくなるかが治療の核心的な手がかりになるからです。
- オーダーメイド漢方薬の処方 — 不足している気血を補う「補法」と、清らかな気を頭へと上げる「昇陽」の処方を、患者の状態に合わせて精密に組み合わせます。
このプロセスを通じて、心臓のポンプ機能、血管の弾力、自律神経の反応速度を同時に改善します。単にめまいをなくすだけでなく、朝起きた時に体が軽くなるような変化を目指します。
[臨床で観察された起立性低血圧の弁証分類] 漢方医学では、起立性低血圧を大きく4つのタイプに分類してアプローチします。
[気血両虚型(氣血兩虛)] 過労やダイエット後に気力と血色が共に不足し、少し動いただけでもフラッとする場合 治法の方針:大補気血(大補氣血)
[心脾両虚型(心脾兩虛)] 消化器が弱く性格が過敏で、動悸や不眠を伴う場合 治法の方針:帰脾湯(歸脾湯)加減
[肝腎陰虚型(肝腎陰虛)] 主に高齢層に見られ、津液が不足して血管の弾力が低下し、耳鳴りや頭痛を伴う場合 治法の方針:補肝腎(補肝腎)・滋陰(滋陰)
[清陽不昇型(淸陽不升)] 清らかな気が頭に上がらず下に沈んでいるため、頭が重くスッキリしない場合 治法の方針:昇陽益気(升陽益氣)
患者様の体質的な弱点を補いながら、2〜4週間ごとに変化をチェックし、処方を細かく調整します。
起立性低血圧治療の段階別経過
治療の経過は患者様の基礎体力や罹病期間によって異なる場合があります。以下は一般的な回復の流れです。
[1ヶ月目 — 気力を高め、神経を安定させる段階] 不足している気血を補い始め、体の反応を観察します。
- 朝、起きる時の激しい疲労感が少しずつ緩和される
- めまいの頻度が減る、またはめまいがしても回復する速度が速くなる
- 消化力が向上し、体にエネルギーが湧いてくる感覚を覚え始める
[2〜3ヶ月目 — 自律神経調節力の回復段階] 本格的に血圧調節システムが安定化する時期です。
- 立ち上がる時に目の前が真っ暗になる症状が顕著に減少
- 食後のめまいや外出時に感じていた不安感が好転
- 下半身に力が入り、日常的な活動量が増える
[3ヶ月目以降 — 再発防止および体質の安定化] 薬がなくても体が自ら血圧を調節できるように仕上げていきます。
- めまいの症状がほとんど消え、コンディションが一定に維持される
- 生活習慣の改善(水分摂取、下半身の運動)を通じて回復した状態を定着させる
- 自律神経のバランスが整い、睡眠や情緒の状態も共に安定
糖尿病やパーキンソン病などの基礎疾患がある高齢の患者様の場合、より長期的な視点で緩やかな回復を目標に診療を続けていきます。
起立性低血圧と紛らわしい疾患
めまいは原因が多様であるため、正確な鑑別が治療の始まりです。
貧血 (Anemia) 血液中のヘモグロビン数値が低い状態です。座っている時も常にめまいがし、顔色が青白い方で、血液検査で明確に区別されます。
耳石症 (BPPV) 耳の中の耳石が脱落したもので、特定の方向に頭を回した時に世界がぐるぐる回る「回転性めまい」が特徴です。起立性低血圧の「気が遠くなる感じ」とは異なります。
迷走神経性失神 激しい痛みやストレスなど、特定のトリガーによって突然失神することです。起立性低血圧は「立ち上がる行為」自体がトリガーであるという点で違いがあります。
食後低血圧 (Postprandial Hypotension) 食後、消化のために胃腸に血液が過度に集中し、脳血流が減少する症状です。起立性低血圧を伴う場合が多いです。
📱 [起立性低血圧、全国どこからでも非対面相談が可能です] 起立性低血圧は転倒のリスクがあるため、来院が難しい場合が多いですよね。白鹿潭韓医院では、初診から非対面診療を通じて、自宅にいながらオーダーメイド漢方薬の処方を受けられるよう運営しております。
- 1 ホームページ診療申し込み → 問診票の送付
- 2 症状・生活習慣・病歴の事前作成
- 3 院長による電話・ビデオ深層相談
- 4 漢方薬の調剤 → 宅配便での受け取り
- 5 服薬指導・経過チェック 非対面診療を詳しく見る →
起立性低血圧 よくある質問
起立性低血圧と併せて確認できる自律神経・循環器疾患
起立性低血圧と根源が同じ、あるいは混同しやすい疾患です。 自律神経失調症 起立性低血圧の根本原因となる神経系の乱れ → 慢性疲労症候群 気血不足による全身の無気力とめまい → めまい(眩暈) 様々な原因で発生するあらゆるめまいの症状 → 不眠症 自律神経の乱れにより、めまいと共に現れやすい睡眠障害 → 自律神経・循環プログラムをすべて見る →
FAQ
起立性低血圧と貧血はどのように違うのですか? +
貧血は血液の「成分(ヘモグロビン)」が不足している状態であり、起立性低血圧は血液を上に送る「システム(自律神経)」の問題です。貧血の薬(鉄分剤)を飲んでもめまいが改善されない場合は、起立性低血圧である可能性が高いです。漢方では、これを気血の循環力の問題と捉えてアプローチします。
検査結果は正常なのに、なぜ何度もめまいがするのでしょうか? +
起立性低血圧は瞬間的な血圧調節能力を見るものなので、普段じっと座って行う検査では正常と出やすいです。「検査上の異常なし」が「何の問題もない」ことを意味するわけではありません。体が位置の変化に対応する自律神経の反応速度が遅くなっていることが、実在する原因です。
若い女性に特に頻繁に現れる理由はありますか? +
20代の女性は、過度なダイエットによる栄養バランスの乱れ、筋肉量の不足、そしてストレスによる自律神経の過敏度が高いためです。韓方ではこれを「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」と呼び、消化器と心臓の気がともに弱まった状態だと考えます。
糖尿病がありますが、起立性低血圧になることはありますか? +
はい、糖尿病の合併症の一つである自律神経障害によって、血圧調節機能が低下することがあります。特に、食後に血液が胃腸に集中し、脳への血流が減少する「食後低血圧」の形が、高齢の糖尿病患者の方によく見られます。
漢方治療で血圧の数値は上がりますか? +
単に数値を強制的に上げるのではなく、体が状況に合わせて血圧を自ら調節する「復元力」を育てるのです。気力がなくて上げられない方は気力を補い、神経が過敏で調節が乱れている方は神経を安定させる方向で治療します。
治療中に運動を並行してもいいですか? +
下半身の筋肉は第2の心臓の役割を果たし、血液を上に送り出すポンプのような働きをします。ただ、急に立ち上がる運動よりは、エアロバイクのように座って行う下半身の筋肉トレーニングからゆっくり始めるのが安全です。
起立性低血圧と起立性頻脈症候群(POTS)は何が違うのでしょうか? +
起立性低血圧は立ち上がる時に血圧が急激に低下する症状である一方、起立性頻脈症候群は血圧の変化よりも心拍数が異常に急上昇するのが特徴です。どちらも座った状態から立ち上がる時にめまいを誘発するという共通点がありますが、自律神経系が血管と心臓を調節する仕組みに違いがあるため、韓医院のめまい検査を通じて、ご自身の体の循環状態を正確に把握することが重要です。
急に立ち上がったときに目の前が真っ暗になるのも、起立性低血圧の症状でしょうか? +
はい、体を起こす際に一時的に脳血流量が減少することで、視界がかすんだり目の前が真っ暗になったりするのは、非常に典型的な起立性低血圧の症状です。主に気力が弱まった20代女性のめまい患者や、血管の弾力が低下した高齢者のめまいでよく見られますが、これを単なる貧血と誤解するのではなく、自律神経失調症の症状ではないか体系的に原因を探して管理する必要があります。