ダイエットシェイクなどのプログラムと一般的な食事制限では、具体的にどのような違いがありますか?また、私にはどちらが合っているのでしょうか?
シェイクプログラムは管理が簡単で非常に便利ですが、一般的な食事制限は栄養バランスを整えやすく、長期的に継続できるという利点があります。どちらが正解ということはありませんが、無理に食事を抜いたりシェイクだけに頼りすぎると、代謝が著しく低下し、ふらつきや倦怠感が出る恐れがあります。今のご自身の体がシェイクを消化できる状態にあるのか、それとも正攻法の食事で気力を回復させるべき状態なのかを、まずは把握することが最も重要です。
私自身、若い頃に意欲だけが先行して、シェイクやワンフードダイエットで失敗した経験があります。最初は手軽ですし、体重の数字がどんどん変わるので気分は良いものです。しかし、時間が経つにつれて気力がなくなり、肌もカサカサになってしまいました。
韓医学ではこのような状態を「脾虚(ひきょ)」と呼びます。脾臓の機能、つまり消化吸収能力が低下すると、栄養素が適切に身体に行き渡らず、基礎代謝量が急激に低下します。この状態で無理にシェイクだけを摂取し続けると、かえって胃腸機能を損なう可能性があります。
さらに、体内に「瘀血(おけつ:停滞した血液)」や「痰飮(たんいん:老廃物)」が多い場合、単純なカロリー制限だけでは限界があります。循環が悪い状態で絶食に近い制限を行うと、身体が「非常事態」と認識し、かえって脂肪を溜め込もうとするからです。
そのため、一概にどちらが正解だとは申し上げません。代わりに、以下のように比較してご説明します。
| 区分 | シェイクプログラム | 一般的な食事制限 |
| :--- | :--- | :--- |
| 利便性 | 非常に高い(準備時間が短縮できる) | 普通(献立を考える必要がある) |
| 心理的な飢餓感 | 起こりやすい(噛みたい欲求) | 比較的低い |
| 栄養バランス | 製品の設計に依存する | 個人の選択により多様 |
| 持続可能性 | 初期は高いが、飽きが来やすい | 適応後は非常に高い |
| 代謝への影響 | 過度な場合、代謝低下のリスクあり | 漸進的に調整すれば安定的 |
ご自身の気力の程度や消化能力をまず見極めることが、リバウンドを防ぐ最短ルートです。ご来院いただければ、現在の状態を正確に診断させていただきます。
医療者による確認