韓医学的アプローチ
Q. ダイエット後にリバウンドを繰り返してしまいます。どうすればリバウンドを防げますか?
A.
はい、リバウンドは本当に辛いですよね。私も以前、断食ダイエットでリバウンドを経験し、「これは違う」と思いました。漢方医学では、リバウンドは脾虚と痰飲が蓄積した状態と捉えます。漢方薬と生活習慣を共に調整し、体質そのものを変えるアプローチが必要です。通常、1~2週間は体が慣れる期間、2~4週間は脂肪代謝が活発になる時期、1ヶ月以降はリバウンドしない体質が定着する過程を経ます。
📝 詳細回答
リバウンドを繰り返す理由は、単に太るのではなく「体の代謝システム」が壊れているからです。特に急激な食事制限や薬物ダイエットの後は、脾胃(消化吸収機能)が弱まり、食べ物から気をうまく吸収できず、かえって残渣が痰飲(体内に溜まった不要な水分や老廃物)として残ります。この状態を脾虚(消化・エネルギー生成能力の低下)といい、脾虚があると、どれだけ少食でもリバウンドしやすい体質に固定されます。
当漢方医院では、リバウンド防止のために時間経過に沿ってアプローチします。
**1~2週目(適応期):** 患者様の脈・舌診・腹診から脾虚と痰飲の程度を把握します。この時期は漢方薬で脾胃を温め(健脾祛痰)、食事リズムを一定にすることが重要です。「朝食は必ず摂り、夕食は軽く」という基本ルールをお伝えしますが、最初は空腹でふらつくこともあります。私も初期は空腹で苦労しました。
**2~4週目(転換期):** 体が徐々に適応し、痰飲が溶け始めます。この時期には漢方薬に瘀血(血液循環障害)を改善する生薬を加えることもあります。患者様から「消化が良くなり、体が軽くなった」との声が聞かれる時期です。ただし、体重が「グングン」減る感じではなく、ゆっくり安定させることを目標にします。医療法上、具体的な数値はお伝えできませんが、多くの方は2~3週目からウエスト周囲径や体脂肪率が少しずつ変化するのを実感されます。
**1ヶ月以降(定着期):** 脾虚と痰飲が改善すると、いよいよ「リバウンドしない体質」への最終段階です。ここでは気血を補いながら、生活習慣を完全に変える訓練をします。例えば、「一食暴飲しても翌日調整する方法」や「ストレス時に甘いものではなく温かいお茶で切り替える方法」などの具体的なアドバイスを提供します。当院が強調するのは「ダイエットは終わるものではなく、維持されるもの」という点です。継続的に通院される方は、3~6ヶ月後もリバウンドなく健康的な体重を維持できることが多いです。
漢方ダイエットは「急速な減量」よりも「体の根本を治しリバウンドを防ぐ」ことに焦点を当てています。副作用やリバウンドでお悩みなら、一度ご相談いただくのもお役に立つかと思います。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.10
