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Q. 院長先生、漢方薬と鍼治療ではどちらがおすすめですか?自分にはどちらが合っているのか悩んでいます。

A.

全身の体脂肪を減らすには代謝を高める漢方薬が効果的ですが、特定の部位が気になる場合は脂肪分解鍼などの施術が有利です。漢方薬は継続が不可欠な一方、施術だけでは体質そのものを変えるには限界があります。結局のところ、基礎体力と集中ケア部位のどちらを優先するかによって、最適な処方も変わってきます。

📝 詳細回答

私もかつて無理な絶食をして苦労した経験があるので、そのお気持ちはよく分かります。特に30〜50代の社会人の方は、無理に食事を抜くと気力が落ち、めまいで日常生活に支障をきたしてしまいます。韓医師の観点から、皆様に合った2つの選択肢を整理しました。 まず漢方薬は、停止しかけている体のエンジンを再び動かす役割を担います。消化器や脾の機能が弱まった『脾虚(ひきょ)』の状態では、非生理的な老廃物である『痰飲(たんいん)』が溜まり、食事を減らしても痩せにくくなります。そこで漢方薬が循環を助け、全身の代謝を大幅に引き上げます。ただし、毎日3回服用する根気が必要で、体質に合わせて処方を細かく調整するプロセスも重要です。 一方、脂肪分解鍼や薬鍼(やくしん)の施術は、気になる部位を直接攻略するのに適しています。血液が滞る『瘀血(おけつ)』を解消し、該当部位の脂肪細胞の分解を促します。忙しい日常の合間に受けられる手軽さも魅力です。しかし、施術だけでは全身の代謝低下や食欲抑制といった根本原因の解決には限界があります。 体が常に重く、むくみがひどく、代謝も落ちているなら漢方薬を服用すべきです。逆に、体重はある程度落ちたものの、特定の部位の脂肪が取れないとお悩みなら、施術の方が効率的です。実際には、現在の気力を慎重にチェックし、両方を適切に組み合わせるのがベストです。正解は、患者様の現在の体質と生活習慣の中に隠されているものです。
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崔然昇

専門家監修

崔然昇

代表院長

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