📝 詳細回答
私も以前, 無理に鶏胸肉とサツマイモだけの食事に制限し, カロリーを極限まで削ったことがありました。最初は体重が落ちたように見えましたが, ある時からピタッと止まってしまったんです。当時はひどい倦怠感もあり, 「なぜ痩せないのか」とひたすら悩み、遠回りをしてしまいました。
私たちの体は想像以上に賢いものです。カロリーを厳格に制限しすぎると, 体はそれを「非常事態」と認識します。すると, 生き残るためにエネルギー消費を抑える「節電モード」に入り, 結果として少なく食べても痩せない「停滞期」が訪れます。
韓医学では, この状態を単なるカロリーの問題ではなく, 体内の老廃物である「痰飮(たんいん)」や「瘀血(おけつ)」が蓄積し, 代謝経路を塞いでいるためと考えます。痰飮とは老廃物が適切に排出されず停滞した状態であり, 瘀血とは血行不良によって生じた血液のカスのようなものです。
さらに「脾虚(ひきょ)」, つまり脾臓の機能が弱まり, 栄養吸収やエネルギー変換能力が低下していると, たとえ質の良いものを少量食べたとしても, それを効率的に燃焼させることができません。これは例えるなら, 火を焚くべき竈(かまど)に灰が溜まりすぎて, 火がつかなくなっている状態です。
ですので, 単に食べる量を減らすことよりも, まず自分の体のどこが滞っているのかを見極めることが重要です。循環を改善し, 代謝のスイッチを再びオンにしてこそ, カロリー計算機の数字が意味を持つようになるはずです。