肥満の原因
Q. ストレスを感じると過食してしまうのですが、どうすれば良いでしょうか?
A.
ストレス性の過食は単なる意志の問題ではなく、体のサインです。韓医学では肝鬱(ストレスで肝の気が滞った状態)をまず見ます。この時は「空腹感」よりも「口さみしさ」が先に来るかチェックしてみてください。食事中に15分以上ゆっくり食べているか、甘いものが特に欲しくなるかもポイントです。このようなパターンがある場合、脾虚が重なっている可能性が高いです。
📝 詳細回答
以前、患者さんのお話を聞いていると、「ストレス=食べること」という公式が頭に刻まれている方が多いんです。実は私もそうでした。試験期間中にスナック菓子の袋を開けてしまい…頭がクラクラします。
韓医学ではこのような状況を「肝鬱脾虚」というパターンで説明します。ストレスが溜まると肝の気が滞り、気の流れが停滞します。肝が本来の役割を果たせなくなると、脾(消化・エネルギー生成を担う臓器)が影響を受けます。そのため、ストレスを感じると胃もたれするのに何か口にしたくなってしまうのです。特に甘いものや炭水化物が欲しくなるのは、脾が急いでエネルギーを補おうとする反応です。
このような場合、無理に絶食したり食事内容だけを調整すると、むしろ症状が悪化することがあります。代わりに、まず自分のパターンをチェックリストで確認するのが役立ちます。
✓ 過食直前の感情:怒っているのか、不安なのか、無気力なのか?
✓ 過食後の感覚:後悔よりもぼんやりした気分になるか?
✓ 普段の消化状態:食後のげっぷが多い、便がゆるい、舌に白苔があるか?
✓ 睡眠:寝つきが悪い、または頻繁に目が覚めるか?
これらのうち2つ以上当てはまる場合、単なる食習慣の問題ではなく、気血循環と臓腑調和のバランスの乱れが原因である可能性が高いです。韓医院ではこのような場合、肝鬱を解消する薬鍼や漢方薬、そして脾虚を補う処方を併用します。私も試行錯誤して気づいたのですが、漢方薬は直接的にストレスホルモンを調整するのではなく、体が自らバランスを取り戻すのを助けるという概念です。
もちろん治療は個人の体質や症状により異なりますので、正確な判断のためにはご来院いただくことをお勧めします。ただ、ご自身でできる小さな習慣として、「食事の前に5分間の腹式呼吸」や「最初の3分は必ず野菜から食べる」なども効果的です。完璧を目指さず、今日一食過食を減らせたなら、それで十分に頑張っているのです。
#step-guide
#checklist
専門家監修
崔然昇
代表院長
