肥満の原因
Q. ストレスがかかると、つい過食してしまいます。どうしたら改善できますか?
A.
まず、ストレス過食がいつ・どんな状況で起こるかパターンを記録しましょう。本当の空腹か、感情的な空腹かを見分けることが大切です。漢方医学的には、肝気鬱結(かんきうっけつ)や脾虚(ひきょ)が疑われます。肝が滞ると衝動制御が難しくなり、脾が弱ると満腹感を感じにくくなります。食事・睡眠時間を一定に保つことから始めてみてください。一人で解決が難しいなら専門家への相談も有効です。私も以前そうでしたから。
📝 詳細回答
ストレスによる過食は、単なる意志の問題ではありません。漢方医学では、ストレスが肝の気を滞らせて肝気鬱結を起こし、それが脾胃(ひい)の機能を弱めると考えます。脾虚の状態になると、飲食物をうまく消化・運搬できず、痰飲(たんいん)が生まれ、さらにストレスが蓄積する悪循環が繰り返されます。私も残業中にお菓子の袋を開ける手が止まらなかった経験が何度もあり、よくわかります。
以下のチェックリストを一つずつ確認してみてください。
✓ 過食直前の感情状態を記録してみましょう。怒り、不安、孤独といった感情が隠れていることが多いです。
✓ 食事の速度や場所を確認してください。立ち食いやテレビを見ながらの食事では、脳が満腹感を認識する前に食べ過ぎてしまいます。
✓ 睡眠不足かどうかチェックしましょう。睡眠が不足すると食欲調節ホルモンが乱れ、過食しやすくなります。
✓ 漢方医学的診断で、肝鬱(かんうつ)や脾虚があるか確認するのも良い方法です。肝鬱には疏肝(そかん)する漢方薬、脾虚には補脾(ほひ)する治療が検討できます。
これらのプロセスは一人で抱え込むのが難しいことも多いです。その場合はためらわずに漢方医院に来院してご相談ください。無理なダイエットよりもずっと持続可能な方法を一緒に見つけられるでしょう。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.11