Q. オゼンピックのようなGLP-1受容体作動薬を使ったダイエットについて, 漢方クリニックでもサポートを受けられますか?
はい、可能です。薬剤の中止後に起こるリバウンド(ヨーヨー現象)や、吐き気などの副作用を、漢方医学的なアプローチで緩和し、体のバランスを整えるお手伝いができます。
📝 詳細回答
最近、オゼンピックやサクセンダなどの薬剤で減量に取り組まれる方が非常に増えています。しかし、実際に服用を終えた後に体重が戻ってしまうリバウンドや、強い吐き気などの副作用に悩まされるケースが少なくありません。これらは薬剤による急激な変化に伴い、身体が適切に対応できなくなった時に起こりやすい現象です。
漢方医学では、このような状態を単なる「意志の不足」ではなく、脾虚(ひきょ)、つまり脾臓の機能が低下し、消化吸収や代謝能力が落ちた状態であると考えます。薬剤で強制的に食欲を抑制した分、身体が本来持っていた自然な代謝リズムが崩れてしまったためです。
💡 漢方管理の目標
強制的な抑制ではなく、崩れた代謝機能を回復させ、身体が自らコントロールできる状態(恒常性の維持)を目指します。
- 消化機能の回復:胃腸管の運動を正常化し、痰積(たんせき)、すなわち老廃物が蓄積することで生じる吐き気や不快感を緩和します。
- 代謝の活性化:基礎代謝量を高めることで、薬剤中止後に訪れやすいリバウンド現象を防止します。
- 心身の安定:薬剤使用中に感じやすい不安感や無力感を調整し、健康的な食習慣へスムーズに戻れるようサポートします。
結局のところ重要なのは、薬剤を使うか否かよりも、「自分の身体がこの変化に耐えうる状態にあるか」を確認することです。現在の状態に合わせた最適な処方が必要ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
専門家監修
崔然昇
代表院長
