ウゴービやサクセンダなどの肥満治療剤を使用していますが、嘔吐や吐き気がひどいです。漢方で改善できますか?
はい、十分にお力になれます。私自身も以前、無理な食事制限で胃のムカムカに悩まされた経験があるため、お気持ちはよく分かります。肥満治療剤による吐き気や嘔吐は、漢方医学的に見ると胃腸の運動機能が急激に低下した時に現れる典型的な反応です。単に耐えるのではなく、胃腸機能を回復させて副作用を緩和し、体調を整えるアプローチをすることで、ずっと楽に過ごせるようになります。
西洋医学のダイエット製剤は、食欲を抑制し消化速度を遅らせる原理を利用しています。しかし、この過程で胃腸の動きが鈍くなりすぎると、食物が停滞し、嘔吐や吐き気が発生します。漢方医学ではこれを「痰飲(たんいん)」と「脾虚(ひきょ)」の観点から捉えます。
「痰飲」とは、体内での水分代謝がスムーズにいかず、蓄積した老廃物のことです。これが胃腸に溜まると、胃もたれや吐き気が生じます。また、「脾虚」、つまり脾胃(ひい)の機能が弱まっていると消化力が低下し、薬物に対する反応がより敏感に現れやすくなります。
当院(白鹿潭韓医院)では、以下の段階的なアプローチでサポートいたします。
1. 胃腸運動性の回復:停滞した「痰飲」を除去し、吐き気を鎮めます。
2. 気血循環の促進:「瘀血(おけつ)」、つまり血行が滞っている部分を解消し、全身の代謝を助けます。
3. 消化器の補強:「脾虚」の状態を改善し、薬の副作用に耐えうる基礎体力を構築します。
4. 個別最適化:現在服用中の薬剤と衝突せず、胃腸機能をサポートする漢方薬と鍼治療を併用します。
無理に我慢しすぎて、ダイエット自体を諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。私も似たような経験で遠回りをしたことがあるため、その辛さはよく理解しております。現在の体調に合わせて胃腸機能を正常化させれば、よりスムーズに管理できるはずです。どうぞお気軽にご来院いただき、一緒に状態を確認しましょう。
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