対象者のご案内
Q. ダイエット漢方は、どのような人におすすめですか?私も効果があるか気になります。
A.
患者様の体質は一人ひとり異なるため一概には言えませんが、特に「食欲が抑えられず夜食の誘惑に負けてしまう方」や「運動しても体重が変わらず体が重く感じる方」にお勧めです。また、洋薬のダイエット薬で動悸や不眠に悩まされた経験がある方にも、漢方は非常に適しています。単に脂肪を落とすだけでなく、体内の「虚(きょ)」を補い、根本から整えることが健康的なダイエットの第一歩だからです。
📝 詳細回答
私自身も以前、ストレスを食べることで解消してお腹が出てしまった経験があります。管理を怠るとすぐに体が重くなる悩みは、誰よりも深く共感しております。中医学・韓医学の観点からは、主に以下の3つのタイプの方に漢方をお勧めしています。
一つ目は「脾虚(ひきょ)」タイプの方です。消化器系(脾)の機能が弱まると、エネルギーが循環せずに「痰飲(たんいん)」という老廃物が蓄積しやすくなります。「水でも太る気がする」「少し食べただけで胃もたれする」という方は、無理な絶食よりも、まずは落ちてしまった代謝機能を高める必要があります。
二つ目は「瘀血(おけつ)」が停滞しているタイプです。血行が悪いため、特に下半身に肉が付きやすかったり、体が常にすっきりしない状態です。血が滞っていると痩せにくいため、流れを改善する生薬を中心に処方します。
三つ目は、洋薬の強い刺激が苦手な方です。ダイエット薬や注射の副作用で手の震えや不眠に悩み、当院を訪れる方は少なくありません。漢方治療の醍醐味は、患者様の基礎疾患やその日のコンディションに合わせて、生薬の分量を細かく「加減(かげん)」し、オーダーメイドで処方できる点にあります。
流行りのダイエットよりも「自分に合ったペース」を見つけることが、結果的に一番の近道です。一人で悩まず、ぜひ診察室で一緒に最適な解決策を見つけていきましょう。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.13