ダイエット韓方薬を初めて試してみようと思うのですが、以前、西洋薬の副作用で苦しんだことがあり不安です。韓医院ではどのような手順で進められますか?
やみくもに処方することはありません。まずは滞った体内をスッキリさせることから始めます。私も以前、無理な減量で体調を崩した経験があるのでお気持ちはよくわかります。まずは体内の老廃物である「痰飲(たんいん)」を取り除き、その後に気力を補って代謝を高めていきます。無理に食欲を抑えるのではなく、体がエネルギーを効率よく消費できるよう、段階を追って丁寧にサポートいたします。
ダイエットは単に体重を減らすことではなく、体質を根本から整え直す作業ですので、不安を感じるのも無理はありません。私自身も過去に無理な減量で苦労した経験があり、患者様のお気持ちを十分に理解しています。当院では大きく分けて3つの段階でアプローチします。
まずは、体内に蓄積した「痰飲(たんいん)」や循環を妨げる「瘀血(おけつ)」を清掃します。毒素を先に取り除くことで、韓方薬の有効成分がしっかり浸透する土壌を作ります。減量中に体力が落ちてしまうのは、消化機能が弱まる「脾虚(ひきょ)」が主な原因であることが多いです。この時期には不足した気力を補いつつ、基礎代謝が自然に上がるよう誘導します。最後に、減った体重を定着させる「維持期」を設けます。服用を急に止めるのではなく、体が自ら代謝リズムを掴めるまで緩衝期間を置くのが定石です。
特に西洋薬の強い刺激で過敏になっている方には、より繊細な調整が必要です。決まった型に合わせるのではなく、患者様の体質や状態を見極め、生薬の種類や強度を細かく調整します。一人で悩まず、乱れたバランスをどこから整えるべきか、一緒に考えていきましょう。
医療者による確認