太ももの脂肪がなかなか落ちないのですが、韓医院ではどのようなアプローチで治療しますか?
単に食事制限をするのではなく、下半身に停滞している「老廃物」をまず取り除くことが核心です。体内の循環系が滞っていると、いくら運動しても脂肪は落ちにくいため、白鹿潭(ペクロクタム)では体質分析に基づき、浮腫を改善し気血の循環を促進させる段階的なアプローチを行います。無理に굶くダイエットではなく、体内の「詰まっている場所」を解消するプロセスとお考えください。
実は私も以前、運動だけを信じて鶏胸肉ばかりを食べるという、効率の悪い努力をした経験があります。特に下半身は本当に痩せにくく、途方に暮れてしまいました。韓医学では、これを単なる脂肪の問題としてだけは捉えません。
白鹿潭(ペクロクタム)では、以下のような段階でサポートいたします。
1. 痰飲(たんいん)の除去段階:体内に不必要に蓄積した老廃物である「痰飲」をまず整理します。これが溜まっていると体が重くなり、循環が悪くなって下半身の浮腫(むくみ)が深刻になります。
2. 瘀血(おけつ)の停滞解消:停滞した血液である「瘀血」を解消します。下半身の血流がスムーズでないと、脂肪燃焼の効率が著しく低下するためです。
3. 脾虚(ひきょ)の補完:消化器機能が弱まった「脾虚」の状態を改善します。脾の機能が低下すると水分代謝がうまくいかず、下半身に水が溜まる「浮腫性」の脂肪になりやすくなります。
4. 気血循環の促進:鍼(はり)や薬鍼を用いて、詰まった経絡を疎通させます。循環のルートが開通してこそ、体脂肪が効率的に燃焼し始めるという原理です。
無理な断食や強い薬で無理やり落とそうとするのは、リバウンドへの近道だと思います。なぜ自分の体が下半身に脂肪を溜め込んでいるのか、その根本的な理由を見つけることが重要です。一緒に悩み、あなたにとって最も心地よい解決策を見つけていきましょう。
医療者による確認