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Q. 院長先生、ダイエット中に豆腐料理をよく食べますよね。私も豆腐中心の献立を考えているのですが、漢方医の視点からはどのようなメニューや食べ方がおすすめですか?

A.

豆腐は高タンパクで筋肉量を維持しつつ減量するのに非常に適した食材です。満腹感も得られやすく食事量の調節にも役立ちますが、漢方的には性質が「寒(かん)」に属するため、冷え性の方は消化不良を招くことがあります。胃腸を労わるためにも、生の豆腐よりは煮物や焼き物など、温かい状態で召し上がるのが一押しです。

📝 詳細回答

ダイエットの献立に豆腐ほど取り入れやすいものはありませんよね。実は私も以前、意欲が空回りして生の豆腐ばかりを食べ続け、お腹の張りやめまいに苦しんだ経験があります。まさに「的外れな努力」をしてしまったわけです。 漢方の視点では、豆腐は「脾虚(ひきょ:脾臓の機能が低下し、消化力が落ちた状態)」を補ってくれる非常に優れた食材です。消化に優しく、元気を補ってくれるため、ダイエット中に陥りやすい体力低下を防いでくれます。良質な植物性タンパク質なので筋肉量を守るのにも適しており、低カロリーながら腹持ちが良いため、過食防止にも卓越した効果を発揮します。 ただし、注意点も明確にあります。漢方において豆腐は性質がかなり「冷(れい)」に寄っています。元々体が冷えやすい方や、体内に「痰飲(たんいん:代謝の停滞による老廃物)」が溜まりやすい方が、冷たい生豆腐を過剰に摂取すると、かえって代謝を低下させる恐れがあります。また、豆腐だけに固執する偏った食事は栄養バランスを崩し、リバウンドの原因にもなりかねません。 そこでおすすめなのが、調理法を工夫することです。豆腐の「冷」の性質を和らげるニンニク、ネギ、唐辛子といった温かい性質の食材を添えた「豆腐の煮物」や、香ばしく焼いた「豆腐ステーキ」などが最適です。冷え性の方は、必ず温めて食べることを忘れないでください。ご自身の体質や消化の状態を見極め、体が発するサインに合わせて献立を組むことが何より大切です。
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崔然昇

専門家監修

崔然昇

代表院長

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