韓医師のおすすめガイド
Q. カロリー計算機を使って食事管理をしようと思いますが、韓医学的な視点からはどのような方法が良いでしょうか?
A.
数字上のカロリーだけに捉われると、肝心な身体の代謝状態を見落としがちです。単に食事量を制限するのではなく、まずは体が自らエネルギーを「燃やす力」がどれだけ残っているかを確認することが大切です。不足している気力を十分に補い、停滞して詰まっている老廃物をスムーズに排出させることで、リバウンドのない健康的なダイエットが完成します。
📝 詳細回答
私もかつては流行の食事プランを忠実に守ってみたことがありました。しかし、ある時から急に気力が失われ、頭がぼーっとする感覚に陥りました。数字だけにこだわり、遠回りをした結果だったと言えます。
もちろん、カロリー計算にはメリットもあります。摂取量を客観的に把握することで、過食を防ぐコントロール力を養えるからです。しかし致命的な欠点は、身体の「効率(代謝能力)」が計算に入っていないという点です。
たとえ同じ1,500kcalを摂取しても、体質によって反応は千差万別です。例えば「脾虚(ひきょ)」といって脾臓の機能が弱く、栄養吸収やエネルギー変換がうまくいかずに太ってしまう方がいれば、「瘀血(おけつ)」によって血行が停滞し、体がむくんで重くなる方もいらっしゃいます。結局のところ、重要なのは数字ではなく、ご自身の身体の「状態」なのです。
さらに、「痰飲(たんいん)」などの体内に蓄積した老廃物がある場合はより厄介です。どれだけカロリーを削っても、代謝が低下しているため、すぐに停滞期がやってきてしまいます。数字を減らすことに執着するよりも、まずは身体の「代謝スイッチ」をオンにすることが最優先です。
唯一の正解があるわけではありませんが、カロリー計算機はあくまで補助的な手段としてご活用ください。代わりに、今ご自身の身体がエネルギーを適切に燃やせているか、どこに詰まりがあるかを見極める方が、はるかに効率的です。あなたにぴったりの最適なバランスを、一緒に見つけていきましょう。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.13
