基礎・原因の理解
Q. 市販のダイエット食品は、具体的にどのような仕組みで減量をサポートしてくれるのでしょうか?
A.
簡単に申し上げますと、「摂取量を減らす」か「消費エネルギーを増やす」という原理です。具体的には、①食欲抑制(満腹感を与えて食事量を減らす)、②代謝促進(体温を上げてエネルギー消費を誘導する)、③吸収阻害(糖質や脂質の吸収を抑える)という仕組みがあります。ただし、ご自身の体質を考慮せず特定の成分だけを摂取すると、体がすぐに慣れてしまったり、かえって体に負担をかけたりすることがあります。
📝 詳細回答
私も若い頃、流行りのダイエット食品を色々試しましたが、結局のところ「自分の体がそれを負担なく受け入れられるか」が最大の鍵であると感じました。
市販のダイエット食品の多くは、新陳代謝を強制的に引き上げてカロリーを燃焼させたり、ホルモンに働きかけて空腹感を忘れさせたりします。これは西洋医学的なアプローチで、基礎代謝を高め、食欲を抑制するメカニズムに基づいています。
一方で、韓医学(伝統韓国医学)では視点が異なります。「少なく食べて多く燃やす」ことよりも、「なぜ体がエネルギーを溜め込もうとするのか」という根本的な原因から考えます。
例えば、体内に老廃物が溜まった「痰飮(たんいん)」の状態や、血流が滞り不要な血液が残っている「瘀血(おけつ)」の状態にあると、代謝効率が著しく低下します。この状態で抑制剤だけを服用しても、気力が低下し、ふらつきなどの副作用が出やすくなります。
特に、消化器系が弱く「脾虚(ひきょ)」という体質の方は、無理にダイエット食品を使用すると、著しくエネルギーを消耗し、かえってリバウンドを早める原因になります。脾(ひ)の機能が弱まると、栄養吸収と老廃物排出のバランスが崩れるためです。
ですので、まずは体の中の「停滞箇所」を解消することが先決です。そうすることで、どのような食品や薬であっても本来の効果を発揮できるようになります。まずは現在の体質がどのような状態にあるか、一度点検してみることをお勧めいたします。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.12
