コーヒーダイエットについて。私のようにカフェインなしではいられない会社員が、健康的に行うにはどうすればいいですか?
韓医学の観点から見ると、コーヒーは温かい性質を持ち、新陳代謝を助ける側面があります。しかし、過剰に摂取すると体内の「津液(しんえき、体に必要な水分)」を枯渇させてしまう恐れがあるため注意が必要です。私自身も診察中に疲れを感じるとついコーヒーを求めてしまうので、そのお気持ちはよく分かります。ダイエットの効率を高めたいのであれば、ただ飲むのではなく、ご自身の体の熱感や水分状態に合わせて賢く摂取するコツが重要です。
私自身も以前、コーヒーに頼りすぎて体調を崩した経験があるので、その切実さはよく分かります。コーヒーはまさに諸刃の剣です。韓医学の観点から、健康的にコーヒーを楽しむための4つのポイントをお伝えします。
一つ目は「胃熱(いねつ)」を考慮し、必ず食後に飲むことです。空腹時に飲むと胃に熱が溜まりすぎてしまいます。胃熱が過剰になると、すぐに空腹感を感じる「偽りの空腹」を招き、結果として過食につながりやすくなります。食事を終えて30分から1時間ほど経ってから飲むのが、食欲コントロールには効果的です。
二つ目は「上熱(じょうねつ)」症状のチェックです。普段から顔が火照りやすかったり、口が乾いたりする方は注意が必要です。コーヒーには気を上へと引き上げる性質があるため、上熱感がひどくなると睡眠を妨げ、結局は痩せにくい体質になってしまいます。心当たりのある方は、薄めに淹れるか、量を控えることをお勧めします。
三つ目は「津液(しんえき)」の補充です。コーヒーの強い利尿作用は、体にとって宝物のような水分である「津液」を乾燥させてしまいます。体内の水分が不足すると「痰飲(たんいん、老廃物)」が排出されず、体内に滞ってしまいます。コーヒーを1杯飲んだら、必ずその2倍以上の水を飲み、バランスを整えましょう。
最後は、老廃物排出のために飲む時間を守ることです。午後の遅い時間に摂取したカフェインは脳を覚醒させ、熟睡を妨げます。睡眠不足はストレスホルモンを増加させ、体に脂肪を蓄積させようとします。午後2時を過ぎたら、できるだけデカフェを選んで体を休ませてあげることが、ダイエット成功への近道です。
医療者による確認