「男性の体脂肪率」って具体的に何のことですか?ただ体重を減らせばいいわけではないのでしょうか。
体脂肪率とは、全体重に占める脂肪の割合のことです。脂肪が過剰になるとインスリン抵抗性が高まり、代謝が乱れてしまいます。東洋医学では、血行不良により体内に「瘀血(おけつ)」などの老廃物が溜まり、結果として太りやすい体質になると考えます。単に体重計の数字を減らすだけでは体を壊す原因となるため、体内の組成バランスを整えることが何より重要です。
体脂肪率は、いわば「体のなかみがどれだけ充実しているか」を知るための指標です。単に体重計の数字を落とせばいいというものではありません。
西洋医学において、過剰な体脂肪は単なる脂肪の塊ではなく、慢性的な炎症物質を放出して代謝機能を狂わせる原因と見なされます。これによりインスリン抵抗性が生じると、エネルギーを消費しにくく、溜め込みやすい体質へと変わってしまうのです。
東洋医学(韓医学)の視点では、この状態を「痰飲(たんいん)」や「瘀血(おけつ)」という言葉で解釈します。痰飲は水分代謝が滞って生じた老廃物であり、瘀血は血流が停滞して汚れた血液を指します。体脂肪率が高いということは、体内の循環ルートにこうした「ゴミ」が詰まっているサインに他なりません。
特に30代を過ぎた男性は、消化器系の機能が弱まる「脾虚(ひきょ)」の状態になりやすく、その影響で腹部に痰飲が蓄積しやすくなります。私自身もかつて、多忙を理由に夜食を繰り返した結果、お腹だけが突き出る典型的な脾虚の症状に悩まされた経験があります。
実体験から申し上げますと、無理な絶食で筋肉や水分を削り取るのは、本当の意味でのダイエットではありません。真の体脂肪管理とは、体内の毒素を排出し、乱れた代謝を正常な軌道に戻すプロセスです。そうして初めて、リバウンドの連鎖を断ち切り、健やかで軽い体を維持できるようになるのです。
医療者による確認