ダイエット中の外食メニュー選びがなぜそんなに重要なのですか?単にカロリーさえ合わせればいいのではないでしょうか?
単にカロリーの数字を数えることよりも、「何を食べるか」が代謝効率を決定づけるからです。外食が多いと精製糖や高塩分を摂取しやすくなり、それがインスリンの過剰刺激や水分停滞を招きます。結果として代謝が低下し、むくみが生じるため、体重減少が停滞してしまう傾向にあります。私たちの体は単純なカロリー計算機ではなく、非常に複雑な化学工場のようなものであり、同じ500kcalでも加工食品と自然食では体内の処理経路が全く異なります。
私も以前は忙しさを理由に、コンビニ弁当やデリバリーなどで適当に食事を済ませていたことがありました。当時はカロリーさえ低ければいいと考えていましたが、実際には体がひどく重く、ふらつく感覚がありました。実体験から申し上げますと、外食メニューの真の問題は「添加物」と「糖質」にあります。
西洋医学的な視点では、精製炭水化物や糖分が豊富な外食メニューは血糖値を急激に上昇させます。これによりインスリンが過剰に分泌され、脂肪蓄積が促進されるとともに、加工食品に含まれるナトリウムが細胞間に水分を溜め込み、むくみを引き起こします。
韓医学(伝統韓国医学)では、これを「痰飮(たんいん)」と呼びます。体内の水分代謝が乱れて生じる一種の「老廃物のカス」のようなものです。刺激的な食事を頻繁に摂って痰飮が蓄積すると、気血の循環が妨げられ、最終的に代謝が低下して「痩せにくい体質」へと変化してしまいます。
特に、消化力が低下している「脾虚(ひきょ:脾臓機能の低下)」の状態にある方が脂っこい外食をされると、栄養が吸収されず、むしろ毒素だけが溜まる悪循環に陥りやすくなります。単に量を減らすことよりも、自身の代謝環境を損なわないメニューを選ぶことが、ダイエットの成否を分ける核心となります。
医療者による確認