女性の体脂肪率って正確には何ですか?なぜこれがダイエットの鍵だと言われるのでしょうか?
体脂肪率とは、体重のうち脂肪が占める割合のことです。単に体重を減らすことよりも、体の「中身」を変えることこそが真のダイエットだからです。特に女性はホルモンの影響で脂肪を蓄え込みやすい性質があります。筋肉が減って脂肪だけが残ると、基礎代謝が急落して「痩せにくい体質」に陥り、これがリバウンドの引き金になります。これからは体重計の数字よりも、体脂肪率を優先してチェックしましょう。
以前は私も、とにかく食べる量を減らして体重さえ落ちれば成功だと思っていました。しかし、無理な減量はめまいや倦怠感を引き起こすだけでした。試行錯誤の末に気づいたのは、筋肉はエネルギーを燃やす「工場」であり、無計画な断食は工場を閉鎖して「倉庫」である脂肪ばかりを増やす結果になるということです。
医学的に体脂肪率が高いことは、代謝効率が低下している証拠です。西洋医学では、インスリン抵抗性が高まり、糖が脂肪へと変換されやすい状態と診断されます。一方、韓医学(東洋医学)では、この現象を「脾虚(ひきょ)」と「痰飲(たんいん)」の関係で解き明かします。「脾虚」とは、消化と運搬を司る脾臓の気が不足した状態を指します。この機能が衰えると、エネルギーが全身に行き渡らず、ベタついた老廃物である「痰飲」が蓄積します。これこそが、私たちが落としたい体脂肪の正体なのです。
特に女性は、生理や更年期によるホルモンバランスの変化から「瘀血(おけつ)」、つまり滞った血の残骸が生じやすい傾向にあります。瘀血が循環を阻害すると、脂肪燃焼がさらに妨げられるという悪循環に陥ります。結局、体脂肪率を下げる過程とは、単に外見を変えることではなく、脾の機能を回復させ、痰飲や瘀血を取り除いて体の循環システムを再起動させる作業なのです。これからは体重計の数字ではなく、ご自身の体の「密度」に集中してみてはいかがでしょうか。
医療者による確認