ダイエット中ですが、外食を完全に避けるのは難しいです。先生ならメニューを選ぶとき、何を勧められますか?
正解は一つではありませんが、なるべく食材本来の姿が保たれている「原物中心」の食事をお勧めします。サムパプ(包みご飯)やしゃぶしゃぶのように、野菜がたっぷりと入り、加工工程が少ないメニューが最適です。ただし、消化状態や代謝能力は個人差が大きいため、まずはご自身の現在の体調を細かく観察することが何より重要です。
実は私も食欲の前では一人の人間に過ぎず、社会生活の中で外食メニューを選ぶのは本当に苦労することです。以前、意欲だけが先行して無理にサラダだけを選び続けた結果、結局リバウンドや過食に繋がってしまったという失敗経験があります。
おすすめメニューの核心は、「血糖値を緩やかに上げつつ、満腹感を得ること」にあります。しゃぶしゃぶ、サムパプ、焼き魚のように食物繊維が豊富な食事は、血糖値の上昇を抑え、お腹をしっかりと満たしてくれます。このように原物中心の食事を心がけると、体内に「痰飮(たんいん)」、つまり不要な老廃物が溜まるのを防ぎ、代謝効率を高めることができます。
もちろん注意点もあります。健康的に見えるビビンバであっても、コチュジャンやごま油を大量に入れると、糖分と脂質の摂取量が急増します。また、冷たい料理ばかりを選んでいると「脾虚(ひきょ)」、つまり脾臓の機能が弱まり、消化力が低下して体がむくみやすくなります。
結局のところ、「何を食べるか」よりも「今の自分の体が何を受け入れられるか」が重要です。ある方には温性質の食べ物が必要であり、別の方には「瘀血(おけつ)」、つまり滞った血液を流してくれる軽めの食事が不可欠な場合もあります。普段の消化状態や体質に合わせた外食ガイドを一緒に見つけていけば、ダイエットもよりスムーズに進むはずです。
医療者による確認