基礎・原因の理解
Q. 最近流行っている2週間などの短期ダイエットとは具体的にどのようなもので、なぜ体重が減るのでしょうか?
A.
短期間に食事制限を極端に行い、体内のエネルギー源を急速に消費させる方法です。急激にカロリーを制限すると血糖値とインスリン値が低下し、蓄積されていたグリコーゲンや体水分が抜けるため、体重が減少します。しかし、体は生存本能により代謝量を下げようとするため、無理に行うと気力が低下し、少量でも太りやすい体質になる恐れがあり、十分な注意が必要です。
📝 詳細回答
私も若い頃、早く痩せたい一心に闇雲に食事を抜いたことがありましたが、ひどい眩暈で日常生活に支障が出るほどでした。実際に経験して分かったのは、体が突然の栄養不足を「非常事態」と認識するということです。
西洋医学では、インスリン値を下げて脂肪燃焼を誘導するメカニズムと説明されますが、韓医学(伝統韓国医学)の視点で見れば、これは「気血(きけつ)の枯渇」に近い状態です。特に消化・吸収を司る脾(ひ)の気力が不足する「脾虚(ひきょ)」の状態に陥りやすくなります。
このような状態で無理に減量すると、体内に老廃物が蓄積する「痰飲(たんいん)」や、血行が滞る「瘀血(おけつ)」が生じやすくなります。粘り気のある老廃物である痰飲や、停滞した血液である瘀血が増えると、体が鉛のように重く感じられ、むくみも取れにくくなります。
重要なのは、自分の体が耐えうる速度で進めることです。単に食事量を減らすことが正解ではありません。まずは代謝能力を高め、老廃物を除去することで、リバウンドのない健康的な減量が可能です。まずは現在のご自身の気力がどの程度残っているかを確認することから始めてみてください。
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専門家監修
崔然昇
代表院長
最終レビュー 2026.05.13
